とりあえず動画編集の営業してはいるけど、なんか上手くいかないんだよな。営業の方法とか、初心者が仕事を取りやすいサイトとかあったら教えて下さい。
こういった疑問に答えます。
本記事の内容
・コピペだけで、営業文が身に付く
・未経験から受注する方法を知れる
この記事を書いている僕は、動画編集歴1年半。
動画編集の収益は、副業としてやっていて月10万円ほどなので、記事の信頼性担保に繋がると思います。
動画編集で仕事が取れる営業術
動画編集したいのに、なかなか仕事が取れない。
「初回無料でやります!」って言っても全然ダメ。これは、実際に僕が最初に経験したことです。
「なんで無料やのに、依頼してくれへんの?」と当時は、逆ギレ状態でした。
そんな僕が、仕事を安定してもらえるようになった「営業の方法」について解説します。
【コピペでOK】仕事が取れる営業文
下記を、コピペしてお使い下さい。
〇〇様
初めまして、動画編集をやっている〇〇(自分の名前フルネーム)と申します。
今回お仕事に大きな興味をもち、お申し込みさせていただきます。
本件ぜひお任せいただきたいです。
〇〇様の投稿をご確認させていただきましたが、
課題のリストアップとそれに対する、私なりのご提案をさせて頂きます。
下記、○○さまの投稿を抜粋する形でご提案いたします。(投稿から相手の課題を読み取って、課題に対する提案をする)
・(例)動画編集を急ぎでやてくれる人を探している
→承知しました。○日で動画を完成させ納品します。
・(例)こんな編集ができる人を探しています。
→承知しました。以前、このような編集をしたので、その技術を使って可能です。
(このように相手の課題に対して、1つ1つ答えていきます。これによってこの人は、しっかりやってくれるという印象を与えることができます。)
※ご不安でしたらZOOMでのリモート会議を設定しての打ち合わせも可能です!
また、金額設定も他者様よりも柔軟に対応できると思います!
【私の実績】
自分の実績をここで語ります。
(例)過去の経験から何よりも「レスの速さ」を大切にしており、お客様からは「連絡が早くて助かる」「そちらからいろいろ提案してくれて助かる」「この金額でそこまでしてくれるのか」という声をいただいており、できるだけ「営業目標達成」にフォーカスした行動を取っていくように配慮いたします。
■制作した案件例:(ここでポートフォリオを載せる)
【動画編集や画像の加工について】
動画編集や画像加工は基本的なことは可能です。自分のセンスだけで作成せず、既存のいいデザインを見たりしてそれを参考にして仕上げています。
「こんな風にしたい!」というのにできるだけ合わせて対応いたしますのでご要望ください。
【作業に対する姿勢】
現状で、作業を投げ出したことはございません。
「WEB制作」が目的ではなく、「事業を成長させる」というのが目的と認識しています。そのためそこにフォーカスした行動・提案をしていけるようにパートナーとして努力してまいります。
実際に動画編集をするだけでなく「どうやって見てもらうか」ぜひ一緒にパートナーとして取り組んでいけたらと思います。
「私と組むメリット」
・(例)premier proを使って「テロップ、カット、BGM」を入れることができます。
・(例)after effectsで動画を合成することができます。
・(例)Photoshopでサムネを作ることができます。
(このように、自分ができることをメリットとして伝えます。)
→このようなスキルを用いて、ただ動画編集をするだけでなく、
〇〇様のYouTubeをより全国的に展開・周知させ事業拡大にドライブをかけるおてつだいが可能です。 (現在○名様の動画編集をになっています。)
ぜひご検討頂けますと幸いです!
何卒よろしくお願いいたします。
〇〇(自分の名前フルネーム)
ーーーーーーーーーーーーーよくある質問ーーーーーーーーーーーーーーーー
フルネーム:〇〇(〇〇歳)
住所:〇〇県〇〇市(出身は〇〇です。)
【よくある質問と回答を掲示します。】
Q1どのような提案でも最後までやりきれるか?
→→→はい。分からなければ分かるまでググる。という精神で対応しています。
Q2:報告、連絡、相談等、メッセージのやりとりは迅速か?
→→→おそらくレスは日本一早いです。技術も日本一になれるように精進いたします。
Q4:動画編集、画像加工等に自信はございますか?
→→→独学ですが、こちらも基本的なことは可能です。学習し技術を磨いてまいります。
Q5:その他、自己PRをお願いします。
何より”やりきる”・”こちらから有益な提案をする”ということを大切にしています。
動画編集も〇〇月からスタートしましたが、サラリーマンの傍ら平日は〇〇時間、土日は〇〇時間学習し、スキル習得、フリーランスとして活動できるようになりました。
フリーランスとして足りない技術を”即レス”と”こちらから提案精神”でお客様とコミュニケーションをとっていたところ、非常に喜ばれ、信頼の獲得と継続案件につながっています。御社とも同様のコミュニケーションを約束いたします。
Q6:今回の応募で得た情報等を含め下記、注意点及び禁止事項に同意いただけますか?
→→→同意いたします。
また、動画編集するにあたり、スムーズにとり進めるため、下記に必要な情報を記載しておきます。ご契約いただけた暁には早速のご準備をよろしくお願いいたします。
・動画編集の内容
・こんな風にしたいというイメージがあれば、イメージが分かるもの
・動画素材、効果音、BGM等
ひとまずこの3点の情報をご準備いただければいち早く作業に取り掛かれます!
ぜひ、本件に関してご検討宜しくお願い致します。
案件確定後詳細な打ち合わせをしていけたらと思います。
円滑なコミュニケーションを測れるように努力し、〇〇様に貢献できますよう努力いたします。
どうぞよろしくお願いいたします。
〇〇(自分の名前フルネーム)
これはコピペでOK!!
あとは、細かいところを自分の文章に置き換えて使ってください。
悪印象な営業文とは?
悪い営業文とは、相手の悩みを払拭できていない営業です。
悩みがあってクラウドソーシングで依頼しているのに、「その悩みを払拭できない」って思う人に仕事を依頼する人はいませんよね?
でも実際に、相手の悩みを払拭しない営業分を送っている人って、むちゅあくちゃ多いんですよね。
具体的に言うと次のような事例です。
・まだまだ初心者なので、勉強させて下さい
⇨相手は悩みを解決したいのであって、あなたの勉強にお金を払いません。(初心者アピールは、やるだけマイナス評価につながるのでやめましょう。)
・〇〇の経験があります。よろしくお願いします。
⇨「短いっ!」で、何をよろしくなん?
(短すぎる文章って、やる気ないって相手に思われてしまうので、やる気を伝えるためにも、文章にはこだわりを持ちましょう)
・〇〇の経験があって、過去にも〇〇してきましたので、問題なく作業できます。
⇨「根拠が薄いっ!」
(できる根拠をしっかり伝えないと、「それなら問題ないか」と相手に思ってもらえません。)
こんな営業してたら、一生仕事は取れません。
自分が悪い営業をしていたら、今すぐに文章の見直しをしましょう。
初心者が動画編集で営業して受注するまでのポイント
クラウドソーシングサイトを使えば、簡単に仕事を取れます。
簡単だからこそ間違った方法で、営業してしまって結果が出なくなったり、収益が続かないって人を山ほど見てきました。
けど、当たり前のことをしてれば、ぶっちゃけ問題なく仕事がもらえます。
簡単に仕事を取れるから、適当にする人が多いんです。
だから当たり前のことをしっかりやれば、勝算はあります。
注目しているのは、下記の3つくらいでして、要点だけ抑えておけばOKです。
・連絡を最速で行う
・実績がない人は、実績作りにフォーカスする
・分からないことは分かるまで、聞く
個人的に大切だと思うのが「連絡のスピード」でして、受注できている人のほとんどが「連絡のスピード」が早いですね。
連絡は、”最速”が基本
連絡は、早ければ早いほどいいです。
相手は忙しくて、自分ではやる時間がないから誰かに頼んでその仕事をやってもらっているのです。だからこそ、相手に「返事まだかな?」と待たせることは、絶対にNG。
返信を待たせると「届いていないのか?」「何かあったのか?」と相手に不安を与えてしまいます。
僕が思う、返信の時間ですが
『通知が来たら、返信するのがベスト』
調べないと分からないことや、今すぐに返信できそうもないことでも
「メール見ました。〇〇の為、改めて返信します。」
と返事するだけで、相手は安心します。
対面して顔を見ながらやり取りできないからこそ、相手を安心させることが大切。
なので、「連絡は最速で」が基本です。
実績がない人は、実績作りにフォーカスする
実績がない人は、実績作りにフォーカスしましょう。
実績がないと、「本当にこの人に頼んで仕事をこなしてくれるのか?」って思われてしまいます。
「家を建てたことのない職人に家を建ててもらう」のと、「数々の家を建ててきた職人に家を建ててもらう」ならどっちがいいですか?
もちろん後者の人に、頼むと思います。
僕が未経験から実績を作った方法
・とにかく安値で案件を獲得する
・むちゃくちゃ丁寧に対応する
・相手から信頼されて「こんなこともできる?」と要望がくる
・できなくても「やる」と言って、調べて作業する
・納品する
全くの未経験から実績を作るには、この方法が最適だと僕は思っています。
実績がない人は、とにかく実績作りに力を注ぎましょう。
僕は、「ランサーズ」というサイトを一番よく使っています。
ランサーズは比較的、案件も多いし、「初心者歓迎」という仕事も他のクラウドソーシングサイトよりも多いように思います。
SNSを使う
とにかく、SNSをやることをオススメします。
SNSは、多くの人の目に触れます。「こんな編集しました」って発信していると「同じような編集をしてもらえませんか?」と依頼が来ることがあります。
僕自身は、「Twitter、Instagram、TikTok」をやっていますが、それぞれのSNSから仕事依頼が月3件ほど来ます。
また、同じ動画編集者と繋がっていれば、「編集を手伝って欲しい」なんてこともあります。
僕がオススメするSNSの活用方法は、動画編集用のアカウントを作成し、「こんな動画を作りました」と自分の作品を投稿する運用方法です。この運用方法をしていると、SNSのアカウントを相手に送るだけで、ポートフォリオとしても活用できます。
どのSNSを使うかは、ぶっちゃけなんでもいいと思いますが、色んな人と交流しやすいTwitterが動画編集には、向いているのではないかと思います。
まとめ:動画編集で稼ぎたいなら営業文の見直しは必須です
記事のポイントをまとめます。
・営業文は、丁寧に相手の課題を解決することを伝える
(コピペして、自分らしくアレンジして定型文として使いましょう)
・「短文」、「初心者アピール」「根拠が分かりにくい」営業文はNG
・未経験者は、「即レス」「実績作り」「SNS運用」をする
こんな感じです。
これは未経験者に限ったことではないですが、意外とできていない人が多いです。
他の人はどんな分に営業してるか知りたい人は、仕事を発注する側に回ってみるといいですね。
仕事を発注する側に回るといろんな人から、提案の営業が来ます。
その文章を見ると「これはダメだな」と思う文章や、「この人すごいな」って思う文章もあり勉強になります。